特別読切『お持ち帰りですか!?』に登場した「麺喜 やしま」さんの絶品うどん!

本日公開された、クマリネ先生の読切『お持ち帰りですか!?』、

もうお読みになったでしょうか?

f:id:kuragebunch:20210428124723j:plain

新人週刊誌記者の間宮のりこと、枯れてしまった元売れっ子カメラマンの武田十五、二人はスクープを狙い、日夜張り込みを行います。

張り込み…それはとにかく我慢と忍耐と我慢と我慢の世界です。

座席に座るお尻が痛くなっても、取材対象者が全く出てこなくて眠くなっても、トイレに行きたくなっても、安易に動くわけにはいきません。

さらに同じ空間にいるパートナーが気疲れするような人だったらそれはもう地獄…。

そんなストレスフルな空間での唯一の救い…それは「張り込み飯」!!!

美味しいご飯だけが心の平穏を保つ一助となるのです。

 

「張り込みなんてしないし、関係ないね」

 

と思ったみなさん、ご心配なく!

張り込み飯とは、どこでも食せる便利なご飯。

つまり、張り込み飯=テイクアウトなのです!

このご時世、テイクアウト需要は増すばかり…そんな時、このマンガを読めば美味しいお店の情報が手に入る!というわけです。

 

ちなみに、張り込みのことを英語で「stake out」と呼ぶそうです。

「stake out」と「take out」

張り込みとテイクアウトは切っても切れない関係なのかもしれません。

 

今回は、実際に本編に登場した店舗「麺喜 やしま」さんをご紹介させて頂きます。

まだ本編を読んでいない方は、先に本編を読んでからブログを見るのも良いかもしれません。

 

渋谷は円山町にある知る人ぞ知る名店、「やしま」さん。

早速、店構えをみると…

f:id:kuragebunch:20210428125422j:plain

立て看板から既に、美味しい空気漂っています。

さぞや厳粛な雰囲気の店だろうと思い、入口をみると…ん…?

f:id:kuragebunch:20210428125438j:plain

めちゃくちゃポップな店構え…!これが渋谷か…!

内装はさらにド肝を抜く空間となっております。

そこはさながら、大人の秘密基地。レトロで不思議と落ち着く店内の様子は是非とも直接足を運んで自らの目でお確かめください!

異空間に迷い込んだような心地を味わいながら、席について注文をします。

ひっきりなしに店内利用のお客さんとテイクアウトのお客さんが行き来する中、今回注文したのは本編にも登場した「麦みそうどん」です!

 

f:id:kuragebunch:20210428130352j:plain

 

うどんの具としてあまり馴染みがない麦みそですが、四国地方では割とポピュラーなものらしく、実際にこちらのお店の麦みそも愛媛のものを使っているそうです。

「麺喜 やしま」さんは、香川で創業し、その後松山へ移転し、渋谷に来たお店。
愛媛にもゆかりのある歴史を持つお店ならではのおすすめメニューです。
一口食べると、甘じょっぱい旨味と、麦の風味が広がります。
うどんなのに、米も欲しくなる、この麦みそ、米に乗せたい!
半熟卵をわってからめると、さらにマイルドで優しい味になります。
ちなみにこちらの麦みそうどん、汁が殆どでないので張り込み飯にうってつけ!
 
作中、間宮と十五は車中でうどんをすすっていますが、張り込み中の車内において汁物は非常に食べづらい料理です。張り込み中なので車から出れず、汁をすてることもできません。しかし、このうどんなら、食べた後に残るのは容器のみ!
めちゃくちゃ張り込み飯に適した逸品なのです!
つまり、テイクアウトにもうってつけということ。
うどんとは別に注文できる、天ぷらも種類豊富でどれも魅力的で迷います。
今回はじゃこ天とエビ天を注文させて頂きました。

f:id:kuragebunch:20210430120757j:plainf:id:kuragebunch:20210430120550j:plain

揚げたてのエビ天は中はぷりぷり、じゃこ天は中はもっちり外はカリカリ!
麦みそをからめて食べても最高に美味しい…。
そしてついつい欲しくなるアレ…そう、ここは大人の秘密基地。
ビールと天ぷら、しめに甘じょっぱいおうどんなんていかがでしょう?
ただのうどんと侮るなかれ、
 
『麺喜 やしま』さんですが、緊急事態宣言中も20時迄店舗営業、
そしてテイクアウト、デリバリーは21時迄OKとなっております!
皆さん、是非とも「お持ち帰り」してみてください!